ゼニカル服用に注意の必要のある場合 高脂血症や糖尿病の治療中のかたは、体重の減少に伴い、それらの薬の投与量変更の必要性が生じますので、主治医の指示に従い服用してください。 ゼニカル服用時の注意事項 油溶性のビタミンの補給が難しくなります。特にベータカロチンとビタミンA,D,E,Kの吸収量が低下しますので、果物、緑黄色野菜を多く摂取して、補給に勤めてください。 また、過剰な油分抑制、カロリー摂取抑制は身体の耐性を促進させ、痩身効果をかえって減少させます。 目標脂肪摂取量は1日40〜50gです。最低限これだけは必ず取るようにしてください。 油分がそのまま排泄される為、便の質や用便の習慣に変化があります。ただし危険なことではありません。 脂肪分の多い食事をとると、胃の負担が増します。安心して大量に食べると効果がなくなります。油分はカットできても、でんぷん、たんぱく質はしっかり吸収しますので、総合的にカロリーが高くなれば、せっかくゼニカルを服用しても効果も半減します。
※以下の症状のある方はゼニカルの服用を避けてください。 本剤成分に過敏症のある方、食物の吸収能力に問題のある方(慢性吸収不良症候群)、栄養必要摂取量が不足していると医師から診断された方、胆嚢に疾病のある方、慢性の腸管吸収異常(消化不良)がある方、他の体重減少を目的とした薬剤を服用されている方、拒食症等の摂食異常がある方、妊娠中・妊娠の可能性のある方または授乳中の方 (成分が母乳中に流出する事が確認されています)、腎臓疾患のある方、未成年、ゼニカル以外の処方薬また処方無しの医薬品を現在服用している方
※BMI(脂肪指数)が27以下の場合はゼニカル(Xenical)を処方することはできません。 (BMI (肥満指数) = ( 体重(kg) ÷ 身長(cm)2 ) x (10,000))
ゼニカルの服用方法 服用量、服用期間は主治医の処方に従ってください。原則、オーリタット120mgとして1回1錠を1日3回、水と一緒に食事中に服用します。食事中に服用できなかった場合、食後1時間までの間に服用します。炭水化物、たんぱく質、脂肪など、一日の必要摂取量は必ずきちんと取るようにしてください。 間食にて油分を含むものを食べないようにしてください。ゼニカルを一緒に服用していないときに摂取した油分は吸収を抑制できません。チョコレート、クッキー、スナック類は油分を多く含むのでこれらの間食は避けてください。間食してしまったからといってゼニカルを決まった服用量以上摂取しないでください。
※無脂肪の食事内容だった場合、特にゼニカル服用の必要性はありません。油分のない食事と服用してもカロリーカット効果はありません。
※服用し忘れた回は食後1時間以内であれば服用できますが、それ以上時間が経過していた場合、その回の服用は取りやめ、次回の食事から再開してください。一度に2錠服用しないでください。1日の最大服用量を必ず厳守してください。
※過剰摂取してしまった場合は、緊急処置センター、主治医などに連絡してください。
ゼニカルの副作用 ゼニカルで最も一般的な副作用は消化器官への作用です。胃もたれ、腸の不快感、便通の頻度増加、急な便意、油性の便、油臭のする屁、など。副作用の多くは治療開始時期に見られ、症状は次第に軽減されていくようです。しかし、高脂質の食事のあとは上記のような副作用が出やすくなります。 また、副作用と呼べるかわかりませんが、油がそのまま排出されるために、トイレ掃除が少々大変になります。
ゼニカルの保管方法 ゼニカルは直射日光を避け、密閉容器にいれ、涼しい場所で、お子様の手の届かない場所に保管してください。
ゼニカルと併用禁忌 ゼニカル服用にあたっては、現在服用中の薬品がある場合は必ず主治医にご報告ください。また、一般に薬局で手に入るような薬品でも報告してください。 他の薬品と併用する事によって、本剤の効果が過剰になったりまたは無効になったりすることがあります。
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